残念なことにマッチングアプリには、インターネットの特性を悪用して、詐欺をはたらこうとする心ない人が一部存在するのも事実です。ロマンス詐欺の犯人は愛情を求める純粋で無防備な心につけ込むため、当事者にとって見破るのは困難です。犯人は偽の人格を装うこともあれば実名を使うこともあり、恋愛関係や親密な関係にあると見せかけながら相手を操り、搾取します。インターネット上で自分の身を守るために。次のような危険なサイン*や、問題が起こったときの対処方法を知っておくことが大切です。
*米国連邦捜査局(FBI)、米国連邦取引委員会による
残念なことにマッチングアプリには、インターネットの特性を悪用して、詐欺をはたらこうとする心ない人が一部存在するのも事実です。ロマンス詐欺の犯人は愛情を求める純粋で無防備な心につけ込むため、当事者にとって見破るのは困難です。犯人は偽の人格を装うこともあれば実名を使うこともあり、恋愛関係や親密な関係にあると見せかけながら相手を操り、搾取します。インターネット上で自分の身を守るために。次のような危険なサイン*や、問題が起こったときの対処方法を知っておくことが大切です。
*米国連邦捜査局(FBI)、米国連邦取引委員会による
詐欺師は犯罪のプロです。米国では2020年のロマンス詐欺の被害額が3億ドル以上に上っています。詐欺師は嘘がうまく、魅力的で、愛情深く振る舞います。本物のInstagramアカウントを持っていることさえあります。たとえ危険とは無縁に見えたとしても、悪事を企んでいることを示すサインを見つけることはできます。
知り合ってすぐに、
マッチングアプリを
使うのを止めて
直接やり取りしたいと誘う
これは、やり取りの痕跡を消すとともに、電話番号などの個人情報を引き出そうとしている証拠です。個人情報は詐欺師にとって利益の源です。
あまりにも
うまくことが運ぶ
度を超した愛情表現や親切を次々に繰り出すのは、「愛情攻勢」とも呼ばれ、危険信号です。詐欺師はできるだけ早く関係性を築こうとします。あなたとの出会いは「運命」だと言ったり、壮大な約束をしたり、出会ってすぐプロポーズしたりする相手には警戒してください。
実際に会うのを避ける
詐欺師は何かと予定を立てては、思いがけない、もっともらしい理由をつけて直前にキャンセルします。その際の理由には病気、家族の危機、または海外での急用などがありますが、そうした言い訳は被害者に金銭的な支援を頼む理由として使われます。
個人情報を要求する
つながりを持つうえで、パスポートや運転免許証、マイナンバーなど、通常は公開しない個人情報が必要になることはありません。
金銭的な問題を強調する
会話を始めて間もない時期に金銭的な悩みなどが話題に上る場合は、企みのサインである可能性があります。
実際に会うときも
警戒を怠らないように!
詐欺師はすばやく信用を勝ち取ることに長けています。2人のすばらしい未来を描いてみせる一方、投資や事業の資金が事務手続きの遅れで間に合わないため、相手の資金から都合してもらえないかと頼まれるなどは要注意です。
自らの安全を守り、詐欺の被害に遭わないようにするためにできることは数多くあります。
直感を信じる
直感は何よりも強い味方です。常に最善の判断をし、少しでもおかしいと思うことがあれば、相手をブロックして報告してください。
写真を確認する
詐欺師が自分の写真を使うことはほとんどありません。画像検索などを活用してプロフィール写真がインターネットの別の場所で使用されていないか調べることも検討してください。
質問する
交際を考えている相手のことを知ろうとするのと同じように、さまざまな質問をして、相手のことを個人的に知るようにします。事実や話の内容が食い違っていないか、具体的な質問に対して曖昧な返事をしていないかに注意します。
インターネットに投稿したり
公開したりする内容に気を付ける。
詐欺師はソーシャルメディアやマッチングサイトに共有された情報を使ってターゲットのことを調べます。インターネットに家族や友人、自宅や職場の住所、毎日の行動などの個人的な情報を投稿するのは避けるようにします。
どのような事情があっても、
オンラインでお金を送らない。
オンラインで出会った相手に決して送金しないようにします。これには、クレジットカード番号、銀行の口座情報、マイナンバーなどの個人を特定できるあらゆる情報を知らせることも含まれます。
Tinderではさまざまな安全機能の構築に取り組んできました。メンバーがアプリを使用するときは、こうした安全機能を必要に応じて活用してください。以下はTinderの主要な5つの詐欺対策機能です。
AIによる機械学習
Tinderでは高度なAI学習システムを使用することで、詐欺行為のパターンや危険人物を特定し、他のメンバーとやり取りする前に不審なメンバーを排除しています。
連絡先ブロック
不快な体験をした相手に対しては、プロフィール設定でその相手をブロックすることで、相手から自分を非表示にし、自分からも相手を非表示にできます。また、詐欺が疑われる人物については報告していただくようお願いします。
本人認証ツール
相手のプロフィール写真が本人であることを確認します。Tinderのプロフィール画面に表示される青いチェックマークは、写真で確認済みであるという印です。
報告ツール
不快な体験をした場合は、報告ツールを使用することで、Tinderに対して事実や意見を伝えると同時に、他のメンバーを危険人物から守ることができます。
GARBO
日本未導入
間もなく、Garboとの提携によりマッチング相手の経歴チェックができるようになります。
Tinderでアプローチしてきた相手が万が一金銭を要求してきたら、すぐに報告してください。マッチング相手を報告するには、チャットに移動して右上隅にあるセーフティーセンターのバッジを選択します。[報告する]を選択してから、自分の体験を最もよく表す報告理由を選びます。相手が詐欺師の疑いがある場合、[偽のプロフィール]を選択するとよいでしょう。その後の対応はTinderが引き継ぎます。